FF15 エンディングの先は

どうもこんばんは。

購入から結構時間が経ちましたが、ようやくED見ました。

 

途中まではまぁまぁいいストーリーだったんで

安心してプレイ出来たんだけど、結局シナリオは

1人の男による復讐で片付いてしまった。

 

こう言うシナリオが一番つまらない。

こんな男の為に国と国が戦争をして、

こんな復讐の為に沢山の人が犠牲になって、

帝国もルシスも滅ぶのだから。

 

生き残った人々と世界は、ルシスの最後の王によって

救済されるかも知れないけれど。

こんなにつまらない事はない。

 

復讐するにしても、もっともっと深い事情が

あるんじゃないかと思うくらい、私でも思い付きそうな

安易なストーリーだと思う。

進撃の巨人の方がシナリオは優れていると思う。

 

これだからいつまでもFF7が最高の作品として

語られるのではないだろうか。

 

もちろん、ストーリー以外は今までで一番、最高傑作だと

断言できるし、人生においても極上のゲームだと思う。

ゲームにおいて一番難しい部分がストーリーなんだ。

音楽もゲームの良し悪しを決める重要な要素だけど、

どんなに作画や音楽がダメでも、ストーリーさえ良ければ

そのゲームは良作として人の記憶に残るだろう。

全ての要素が揃う事に越したことは無いが…。

 

世界の為に、王としての責務を全うする為に、

自らの命を捧げる覚悟が、そう簡単にプレイヤーに

出来るわけがないんだ。

 

王としての覚悟自体は、ゲームプレイを通して少しずつ

出来ていたとしても、シナリオでいきなり死を突き付けられ、

ゲームオーバーではない、真の死を余儀無くされるなんて

少なくとも私にはついて行けなかった。

 

ノクトが時間の感覚を失っていたのか、

あるいは全く時間の経過を感じていなかったのかは分からない。

でも、もし感覚を無くしただけなら、時間が幾ばくか

経過していることは分かっていただろう。

でもプレイヤーには、たった3分程度しか与えられていない。

準備なんて出来ない。

 

そして、ノクトと同じように、真っ暗な世界で

浦島体験をすることになる…。

10年も力を蓄えたという設定も、全く感じられなかった。

アーデンの言うように、一体どう強くなったのか

全然分からなかった。

 

あんなに大変な思いをしたのに、結局は

帝国も巻き込まれたに過ぎない、

ルシスの王家の問題だったなんて、酷いよね。

ニックスの死も、故郷や帝国なんて関係ない。

グラウカ将軍も、ルーナとレイヴスの母君も、クロウも、

死んだ人達はどう考えるだろう。

 

ノクティスが国民の未来を取り戻したからokなの?

よく分からない。私には。